【完売】フランス絵巻き&せかたび限定コラボ

南フランス、ニース在住の“万年筆画家”よんじょう氏。
今回、クリスマスマーケットでの出会いをご縁に、世界を旅して出会った雑貨屋さんとのコラボが実現しました!

Profile

よんじょう
画家|南仏ニース在住
2014年に東京南青山で初個展を開催し180点の絵が完売。以来、銀座・神戸・福岡の個展で毎年約200点を完売し続け、開幕日には「行列ができる個展」としても話題に。また、作品は”ヨン画”の愛称で親しまれ、持ち主には【吉兆】が舞い込むという。画家以外にエッセイストとしても出版社に寄稿しており、ブログ「フランス絵巻き」では絵と文どちらも楽しめる。
ブログ:フランス絵巻き

◆絵を描き始めたきっかけとは?

 もともとは、ブログの挿し絵としてオモロイ犬や猫のイラストを描いていました。それで、日本へ一時帰国してた時に、偶然とあるギャラリーのオーナーがブログのイラストをすごく気に入ってくださって(笑)その場で「うちのギャラリーで個展しませんか?」と声をかけてもらったんです。でも、私は絵の勉強をしたこともないド素人だし、その場では当然断って、ニースに一旦帰りました。そしたら半年後、オーナーから「個展やってくれるんだってね!」ってメールが来てびっくり。そんな返事をした覚えはないし誤解だったんですけど、その前後にもまったく関連のない3人の方が絵を後押ししてくれるような出来事があって、「これは“やれ”っていう天からのサインかな」と思って。それで「個展をやる」って決めて、作品として絵を描き始めたんです。

 電話をしながらメモに落書きする人っているでしょう?絵を描くってその程度のことだったんですが、昔、“絵手紙”を友達に描いて笑わせていました(笑)それでも(絵を描くのが)好きという自覚はなかったんで、やはり、ブログを始めたのがきっかけですね。 ブログは、思ったことをそのまま綴ってるんで毒舌なんですが(笑)、それで誰かを傷つけるのは不本意なんで、文章の毒を緩和するために毎回オモロイ挿絵(イラスト)を添えるようにしたんです。

◆絵を描くときのスタイル

 ヨン画は万年筆で描いてるんですけど、たまたまモンブランの万年筆を使ったら、それがすっごく手に馴染んだんです。それから私はもう、それしか使えなくなってしまって、だから初めから今まで、ずっとずーっと使ってて、壊れてしまって液漏れしても、修理してまで同じものを使い続けてます。

 描く場所は、よくアトリエで描かれてるんですか?って聞かれるけど、アトリエじゃなくて部屋で描いてます。普通の四畳半のような小さなスペースで(笑)使うのは万年筆と紙と、あとフランスの資料ですね。例えばノートルダム寺院の写真とか、そういったものを見ながら描いてます。

 描き始めて、一回集中してしまうと自分の世界に入って没頭できるんですよ。“鬼気迫る”というか、尋常じゃないオーラを出しながら必死に描いてます。ただ、集中できるまでは気が散ったりエンジンがかからなかったりしますが、ニースにいる間は絵のことを考えない日は無いですね。毎日、絵を描くためだけに生きているといっても過言ではないです。そして、絵が完成すると、”これ以上の至福はない”という感覚に包まれて、ドーパミンまみれになります(笑)毎日がその繰り返しです。

 ざっくりだけどかなり完成に近いところまで鉛筆で下書きをして、“ヨシ!”と思ったところで万年筆にもちかえます。万年筆に持ちかえた途端、スっと集中できて、失敗しないんです。ホボ、ね。(笑)

◆コラボのきっかけ

 初めは、クリスマスマーケットのアートフェアでオファーをいただいたんですよ。普段コラボはほとんどしないんだけど、何故かその時はいいかなって思って。そこから佐伯さんと知り合って、すごいエネルギーのある人で面白いから、この人になら今回も絵を預けてもいいかなって思いました。絵を描いてる時の私のエネルギーに勝てる人は誰もいない、と言えるくらい必死に描いてるから、佐伯さんはすごく貴重な人。博多駅を変えた男はやっぱり違うなって思いました(笑)

 今回のヨン画10点は個展にも出してなくて、ここでしか買えない作品になっています。普段個展には来られないヨン画ファン方も、全国から直接アクセスしていただけますんで朗報です。ぜひチェックしてみてくださいね。

◆ここでしか買えないヨン画はこちら

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作品の詳細などはこちらからご確認ください。

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