現地の人々の暮らしに入り込む

食べ歩きで見つけた「美味しい」は再現します(笑)

旅は「遠距離恋愛」に似ていると思います。

現地に行くまで「あれを食べよう」「ここに行こう」とたくさん想像してワクワクするのに、いざ到着すると今度は別れの日が近づくにつれて寂しくなってくる。これまで、フランス、イタリア、アメリカ、チェコ、ベトナム……とたくさんの国を巡りましたが、毎回この「ワクワク」と「寂しい」を繰り返しています(笑)。

僕の旅に欠かせないのは、何と言っても「食べもの」。食べ歩きをして美味しいと感じたものは日本に帰って再現することもよくあります。最近はイタリアの名店「Panzerotti LUINI」の揚げピザやチェコの定番料理「シュニッツェル」(トンカツのようなもの)を作りました。

それから、朝市やナイトマーケットなど、「市場」も必ず足を運ぶようにしています。世界遺産や美術館など“王道”とされる場所にももちろん行くのですが、やっぱりその土地ならではの雰囲気が楽しめるのは市場だと思うんです。フィレンツェでは革製品を扱うお店がまるで祭りの露店のようにずらっと並んでいた光景が印象に残っていますし、バリ島ではかなり格安で家具が売られていて刺激的でした。行く先々の市場で買い物をするので、自宅にはあらゆる国のものがたくさん飾られています。

英語が話せなくても十分楽しめる

これだけたくさんの国を旅している僕ですが、実は英語は一切話せません。

でも、特技のオーバーリアクションでどの国の人々ともコミュニケーションをとっています。ジェスチャーや表情だけでも相手には十分感情が伝わるものです。旅は、現地の人々の暮らしに入り込むことこそが醍醐味なので、積極的にいろんなものに触れていってこそ楽しめると思います。

次はアメリカのポートランドにスペインに……と、まだまだ旅をしたい国がたくさん! 同じ旅仲間のTakahiroとオペラ座の前で待ち合わせをしてあちこちを巡った旅も最高に楽しかったので、パリもまた行きたいですね。僕は、普段はすごくせっかちなのですが、海外に行くと自然とのんびり過ごせるんです。そういう「非日常感」が、普段の活力になっているのかもしれません。

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