まさかのアウシュビッツで出会ったポーランド食器

本当は行きたくなかったアウシュビッツ

こんにちは。

世界を旅して出会った雑貨屋さんのTakahiroです。
今回は、2016年にドイツとポーランドに行ったお話です。

ある日、お世話になっているM社長から宗教革命500周年を前に宗教革命の地、ルターシュタット・ヴィッテンベルクに行きたいとお誘いが。
ヴィッテンベルクは一日で周り終わってしまうので「ポーランド近いですよ!」と誘ってみたら「いいね!ワルシャワに行きたいね!」という展開に。

ここまでは、良かったんですが…。
「他にはどこかありますか?」と聞くと
まさかの“アウシュビッツ”に行きたいと言われ、
え!アウシュビッツ・・・。素直に行きたくないと思いました(笑)。
でも、せっかくなので行ってみようかと。
ワルシャワから電車で2時間程かけてクラクフという街まで行き、そこから更に1時間、バスで移動しオシフィエンチムという都市にアウシュビッツへ向かいました。

ドキドキしながら入るとお馴染みの光景が。

「ARBEIT MACHT FREI」

ドイツ語で「働けば自由になる」という意味です。 日本の「アルバイト」の語源は、この「ARBEIT」なんですよ。
ガイドさんに案内してもらい実際に見て周って、そんなに遠くない昔に起きていた悲劇に衝撃を受けました。
アウシュビッツに行ったことで、すごくヨーロッパの歴史に興味が芽生え、帰国後は「シンドラーのリスト」「ライフイズビューティフル」など多くの映画を観ました。今となっては、“旅行するおすすめの場所はどこですか?”と聞かれると誰と行くかが大事ですが、行って欲しいところはアウシュビッツです。

せっかくだから1個、そう思っていたら……

アウシュビッツからクラクフに戻り観光しているとマルシェを発見!
M社長がポーランド食器を見つけ「嫁が好きだから選んでいい?」と言われたので見てみるとちょっと粗悪に感じたのでせっかくならばと専門店を探してみることに。
街を歩きまわり見つけたのですが、私はあまり興味がなかったので外で休憩。
でも、せっかくだから自分にも1個買ってみようと店内に入り選んでいたら・・・1個どころかなんと10個以上(笑)

これがそのときに買ったポーランド食器の一部です。
ポーランド食器の何が良いかって?丈夫で可愛い!
洋食器の割にどんな料理にも合う!大きなお皿はカレーライスを入れてもめちゃくちゃ合うし、ボウル型は野菜をただ盛るだけでもいい感じだし、気に入ったカップでは毎日コーヒーを飲んでいます。レンジでチンしても全然大丈夫なんです。

帰国後「もっと買いたい!」と火が付き、調べるとボレスワヴィエツという街にいくつもポーランド食器の窯元があることを知り、アポイントを取ってまた1ヶ月後にはポーランドへ(笑)。

WIZA、Millena、BOLESEAWIEC、他にも4〜5か所の窯元をまわって、実際に作られている工程を見ました。

作られているところを見てますます惹かれてしまい、スーツケース2つ分と段ボール2つ分のポーランド食器を購入し日本に送りました。

写真は箱詰めをしている様子です。

ポーランドの人は自分たちのペースでのんびりライフワークバランスを壊すことなくつくるので早くて半年、窯元によっては2年と言われました。

これを機に今注文してますので11月末くらいには、たくさんの種類をご紹介できると思います。

では、また。

私が仕入れたポーランド食器はこちら

  • ポーリッシュポタリー / マグS K67-ALC26
  • H – 8.3cm D – 7.5cm W – 10.6cm V – 200ml
  • 2,800円(内税)

  • ポーリッシュポタリー / スープボウル B6-KS01
  • D – 11cm H – 7cm W – 14cm V – 370ml
  • 7,300円(内税)

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