福岡から新たな文化を作りたい
世界を旅して出会った雑貨屋さん編集部です。
本日は、私たちとアートとの出会いのストーリーをお伝えします。
「クリスマスマーケット光の街・博多2019」において、クリスマスアートフェアを開催しました。
きっかけは…
【クリスマスにアートを贈る】
福岡発信でそんな文化が浸透していけばという思いでスタートしました。
アートに関して素人だった私たちは、様々なアート関連事業者へコンタクトを取り、お話を伺ったりアートを知るために美術館なども訪れ、情報収集や勉強を行いました。
フランスでは、パリで美術館巡りを行いました。
広大な広さで最も有名なルーブル美術館をはじめ、マルモッタン・モネ美術館など。




日本では森美術館が先進的なプロモーションとしても有名ですが、来館者もメディアの一つととらえ、展覧会の作品に関してできる限り撮影を可能にしています。日本では、撮影可能なのが珍しく、ほとんどの美術館では撮影不可なのですが、パリの美術館はほとんどが撮影可能ということに驚きました。
アートをもっと日常に溶け込ませたい
アートを楽しむというのが、海外では日常の一部であり、日常会話の中でもアートを政治的な表現の一つのように使われることがあると聞いたことがあります。
しかし、日本でアートというと「ごく一部の人が楽しむ」とか「富裕層の楽しみ」のように私も思っていました。それだけ、日常に寄り添うようなアート文化が日本にはないのではないかとも感じられました。
そんな中で、クリスマスマーケットの中で行うアートフェアはどうあるべきか?
九州最大のステーションである博多駅前の広場が舞台であれば、美術館に行かずとも通りすがるだけでアートを感じることができる場所になるはず。
普段からアートに親しむ人も、アートにあまり関わりがない人も、多様な人とアートとの接点を作る場にできればいいのではないかと考えました。

その結果、会期中にいろいろなアート表現をしていき、多くの方にアートと触れ合っていただく機会をつくるため、「博多クリスマスアート100」をはじめ、一人のアーティストや一つの技法など焦点をあえて絞らず、多種多様なアートに触れる機会を創出できるフェアにしていこうということで、クリスマスマーケットの会場の様々な場所にアートをちりばめ、ライブアートも行い、トークショーも行い、展示・販売を行い、アートを贈る機会を作り出しました。

私もアートにあまり接点のない側の人でしたが、きっかけがあるとアートを身近に感じることができると思えました。
そんなきっかけもあり、アートと繋がった今だからこそ、私たちの目線で伝えたいアートをシェアできればと考えました。
これから、本サイトでもアート作品を様々なストーリーを交えてお伝えしていきたいと思います。まずは、誰もが聞いたことがあるアーティストから古い版画作品を用意しました。何か皆様にアートを感じるきっかけになればうれしいです。
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