オーストリアの街と、歩くたびに思い出す思い出の映画~オペラ歌手の音楽海外旅行~

こんにちは。オペラ歌手のFumikoです。仕事柄、様々な国を訪れることが多く、特にヨーロッパには音楽にゆかりのある街が多く、思い出がたくさんあります。今回は、私にとって思い入れのある映画『サウンド・オブ・ミュージック』とその舞台、オーストリアについて、お伝えします。

景色も音楽も美しいミュージカル映画の名作

『サウンド・オブ・ミュージック』は、オーストリアの首都ウィーンに住んでいる家族と家庭教師の絆の物語です。主人公である家庭教師のマリアが、厳格な父を持つ子どもたちに歌うことの楽しさを教えていく、というのが簡単なあらすじです。

ミュージカル映画では、いきなり歌から始まることも多いのですが、この映画では会話と歌が自然に繋がっていて、ミュージカル映画に馴染みがない人でも楽しめます。『エーデルワイス』や『ドレミの歌』のように、学校で歌ったことがある有名な曲もたくさん使われていて、登場人物と一緒に思わず口ずさんでしまうシーンもあります。

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映画の舞台になったザルツブルクの街

映画の舞台はオーストリアのザルツブルグ。私がザルツブルグを訪れたのは、研修でドイツに行った時のことでした。旅行のプランを立てていなかった私を見かねて、学校の先生が案内してくださいました。映画に登場するシーンを直に見ることができて、感動の連続でした。

街を歩いていると、まるで映画の中に自分がいるような感覚で、本業であるオペラを鑑賞したときよりも感動したほどです(笑)特に私の大好きなシーン、『ドレミの歌』が流れる「ミラベル庭園」は宮殿だけではなく自然も豊かで、とても美しい場所でした。

同じ場所でも、昔と今で違った感覚になれる

曲ができた背景や、土地や人々の暮らしなど、最近では音楽にまつわる様々なことにますます興味が湧いてきました。そういった視点で旅をするときっと新しい発見もたくさんあると思います。オーストリアを最後に訪れたのは10年前。またチャンスがあればぜひ行きたいですね。次に行った時はまた違った感覚で楽しめると思うと、ワクワクします。

次回は同じヨーロッパの国、フランスのパリについてお話します。お楽しみに!

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