小さな街プラハ
3年前、チェコとオーストリアを巡るツアーに参加しました。そのなかで訪れた街のひとつが、チェコの首都プラハです。歴史を感じる建物や石畳の道が残る昔ながらの街並みは、もう一度見たいと思うほど印象に残っています。電車が好きな僕は、トラムという路面電車が走っていることにも心惹かれました。実際に訪れて驚いたのは、想像よりもずいぶん小さな街だったこと。そこにいろんなものがぎゅーっと詰め込まれているので、3日という短い期間でも十分楽しめる街でした。
プラハにはかわいいものがいっぱい
プラハ城の周りには雑貨屋さんがたくさんあって、まるでおとぎ話のような景色が広がっていました。いろんなお店があるなかで特にかわいいなと思ったのがお菓子屋さん。カラフルな飴やグミが樽の上に山積みで売られている様子に、目が釘付けになりました。
その後ホテルに帰ってからおみやげをあまり買えていないことに気づき、ロビーで売っていたボヘミアングラスを購入。急遽買ったものでしたが、とてもかわいらしくて気に入っています。
忘れもしないホイリゲでのこと
オーストリアで一番楽しかったのは、グリンツィングという地域で新酒のワインを提供する居酒屋「ホイリゲ」を巡ったことです。僕が行ったお店では2.5ユーロでジョッキ一杯のワインを楽しむことができました。しかし、これだけ安いうえに近くにたくさんお店があったこともあり、4軒をハシゴしてベロベロに酔っぱらってしまったんです(笑)。帰りのバスも、乗り過ごしたせいで同じルートを2周もぐるぐる……。こんな失敗も今となってはいい思い出のひとつです。
たくさん食べて、たくさん動く
僕の旅の鉄則は、「歩いて街を回ること」。楽しみといえばやっぱり「食べもの」ですよね。プラハでは市民会館の地下にあるビアホールでチェコの伝統料理を食べたり、グリンツィングではホイリゲ巡りをしたりと、このツアー中もたくさんの料理を味わうことができました。これだけ食べていると、「太っちゃうかも……」という気持ちが湧かないこともない。でもせっかくの旅先で我慢したくもない。だから僕は歩きます。食べたいものを食べて、そのぶん動くんです!
左からチェコの伝統料理
グラーシュ、ザワークラフト&オニオンのニシン巻、コールドミート盛り合わせ。
旅先を余すことなく楽しむ――。
旅に出るときに最も大切なものは、パスポートではなく、この心構えかもしれませんね。
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