サッカーを愛する旅人、ゾノです。
福岡でスポーツバー「La Cancha(ラカンチャ)」のマスターをしています。「La Cancha」という名前は、スペイン語でグランドやフィールドのことで、お店がピッチなんだという意味で付けました。
旅の目的はサッカー!マスター ゾノさん記録
これまでに30カ国ほどを旅してきましたが、1990年代半ばに海外観戦して以来、殆どがサッカーの旅、年に数回行ってます。ワールドカップ、euroカップは、ほぼ毎回行っていますし、ヨーロッパのクラブチームの試合や、近年は南米アルゼンチンで国内や隣国での試合にも行ってます。もちろん日本代表の遠征も行きますよ。
サッカーの旅を始めた頃はまだインターネットが普及していなくて、現地のチケット売り場かダフ屋で入手するしかありませんでした。20年前、アルゼンチンで南米のナンバー1を決める大注目の試合がありました。チケットは入手困難で結局、試合前にダフ屋から高額で購入しました。しかし治安が悪いスタジアム周辺で暴動や警官による殴打に遭いながらも入場の列に並んだのですが、これがまさかの偽チケットでした。半泣きになりながらスタジアムを後にしたのですが、そこに何故か前方から日本人の集団がやってきました。これはひょっとして、、、と思って声を掛けてみると、1枚余らせていました。今までの悲惨な経緯を話すと、この貴重なチケットをタダでもらえる事になりました。運が良かったですね。ただ、試合中に催涙ガスが撒かれたり、サポーターの波に押し潰されたり、普段味わう事が出来ない経験をしました。この日の事は一生忘れないでしょう。今はスマホでの購入が当たり前になってしまい、旅立つ前に購入出来て安心ではありますが、スリルがなくてつまらないです(笑)
滞在スタイルは、アパート
一度の旅で2週間~1、2ヶ月ほど滞在することが多いです。その期間中はホテルではなく、アパートを借りて「自分の部屋」を拠点に過ごすのが私のスタイルです。以前ホテルマンをしていたので、そのせいなのか、ホテルってどうにも落ち着かないんですよね(笑)滞在するアパートは飲み屋街の近くを選びます。もちろん飲む事が好きなんですが、その土地の「飲み屋」を見てそこの「飲む文化」を学んでいます。これが今では自分の仕事に活かされている、研修という事ですね。
サッカーを通じて現地で繋がる縁
お金がない若い頃、ヨーロッパの駅や公園に野宿する事も度々ありました。駅には有料シャワー、荷物の預かり所もあるので問題ありません。そんな「清潔なホームレス」だった私は、電車の中、スタジアム、サッカーファンが集まる広場でよく声を掛けられ、年上の人、現地の人たちからはビールや食事をご馳走になりました。時にはホテルやアパートの床に寝させてもらう事も。これと同じような経験を長年繰り返してきましたが、そのお世話になった人達とは、20数年経った今でもSNSで繋がっていて、海外の人とは彼の街で再会もしましたし、日本の人は出張や旅行がてらウチの店に遊びに来てくれます。SNSってスゴいですね。そんな私も今では若い旅人にご馳走出来る立場になりました。サッカーファンはもちろんですが、若い人には海外に出て色んな人と繋がってSNSを使ってでもコミュニケーションして欲しいです。将来、きっと役に立ちますよ。
次に行きたい国
次に行きたい国 またブラジルに行きたいです。サッカー観戦はもちろんですが、前回行った時に友達がたくさん出来ましたし、まだ行きたくても行けてないスタジアムがあります。
昔、ワールドカップの名勝負で使われたスタジアム、来日した事があるクラブチームのスタジアム。サッカーファンにはきっとわかってもらえると思います。
La Cancha
〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲10−6
営業時間:19:00~ 休業日:不定休
※営業時間・休業日はFacebookよりご確認ください
電話番号:050-3592-2022
Facebook:https://www.facebook.com/lacancha16
楽しく、読ませて頂きました
危険や失敗が多い旅も
他人事として、聞くと
何だか楽しそう
でも、本当に大変だったのでしょうね
これからも、ご安全に
UW
ロバートさま
コメントありがとうございます。
楽しさも失敗も旅の醍醐味なんでしょうね。
はい、もういい年齢なので安全に旅したいと思います。