国や人々の変化を目の当たりにするのも、旅の楽しみ方の一つ

初めまして、旅人レインボーです。
今回初めての記事ということで、まずは私の旅への想い、そして愛してやまない南アフリカのお話をしたいと思います。

縛られることなく、自由気ままに

日本にいると、ついつい「こうしなきゃ、ああしなきゃ」って、いろんなことに縛られてしまいがちなのですが、旅に出るとそんな煩わしさから解き放たれて、自由気ままでいられる気がします。海外の方は自分の意見をストレートに伝えるから、「これは言わないほうがいいかな」なんて悩む必要もない。そういうシンプルな思考で過ごせるから、旅先ではいつもよりリラックスしていられます。

南アフリカのワイナリーに行ったときの写真。

日常に入り込むのが楽しい

旅先では街を散策したり、自転車で地元のお店を巡ったりします。特に好きなのがスーパーマーケット。現地の方が普段使っているものがわかるので、生活を覗き見ている気持ちになるんです。一人で列車に乗るのが怖くて、大学生ぐらいの女の子に「一緒に乗ってもらえませんか」とお願いしたこともありました。こうしたその地の「日常」に入り込めるのが、ツアーではない旅の醍醐味ですね。

現地の方はフレンドリー

私は南アフリカが好きなんです。魅力はいっぱいありますが、そのひとつが「ヒト」。現地には親しみやすくてフレンドリーな人がたくさんいます。もう友だちの友だちはみんな友だちみたいな感じ(笑)。以前、現地に住む友だちの結婚式に参列したのですが、教会での式が終わったらすぐレストランに移って、食べて飲んで、夜中までずーっとダンス! DJもいて、あまりかしこまらずにみんなでお祝いしている雰囲気がすごく素敵でした。

友人の結婚式の様子。みんなが和気あいあい楽しんでいました。

同じところを訪れる理由

南アフリカには1998年から年に一度は必ず訪れているので、もう20回は行っています。よく「どうして同じところにばかり行くの?」と聞かれるのですが、一番の理由はいろんな変化を感じられるからです。

一つ目は人の変化です。私には行くと必ず会う現地の友だちがいます。初対面のころには独身だった彼女は、次会ったときにはボーイフレンドを紹介してくれて、結婚するときには結婚式に呼んでくれました。今ではもう18歳の男の子のお母さんです。

二つ目は国の変化。私が初めて訪れたとき、南アフリカにはまだアパルトヘイト(人種隔離政策)の影響が根強く残っていました。それでも年々と黒人の方も教育を受けるようになり、街に出て、仕事を得て、生き生きと働くように変わっていったんです。こうした人や国の変化を見ていられるのも幸せなことだと思っています。

いろんな人種の方がいて、お互いに尊重しあいながら国をつくり上げている南アフリカ。

旅が私に教えてくれたのは、多様性を認める大切さという、優しい世界に欠かせないものでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です