海外暮らし24年の私が伝えたいアメリカのユニークな生活

日本人は遺伝子レベルで心配性!?

アメリカのニュージャージー州に暮らして24年になりますが、生活していく上で最も大切なことは、「心配をしないこと」だと感じています。実は、日本人の7割は「心配性の遺伝子」を持っていると言われているんです。

日本は昔から災害が多いですよね。だから将来の心配をせざるを得なかったというのが理由としては大きいと言われています。その心配性の遺伝子をアメリカ人はほとんど持っていないそうです。

私は日本人にしては楽観的なんですが、そんな私でさえも周りから「起こってもいないことを心配してもしょうがないでしょ!」と言われるほどなんですよ(笑)

心配しない人向けのアメリカルール🇺🇸

アメリカは「心配しない人に向けて」設計されています。例えば、給料は1週間から2週間おきに振り込まれます。心配をして先々を考える日本人とは違って、あまり先のことを心配して貯蓄しないからこまめに振り込まれるんですね。

時間についても日本とは違います。私の会社は10:00出社の決まりなのですが、10:07までは遅刻ではないんです。スケジュールの心配もしなくていいように、歯医者すらも数日前にリマインダーが来ます。その時点で、うっかり予定を入れてしまっていてキャンセルになっても、病院側からしたら想定内なんです。

病院からのリマインドメール

飲み会やデートの約束はリマインドがマスト

アメリカで暮らすにあたって気をつけなければいけないのは、「約束は直前に確認しないとなかったことになる」こと。以前、会社で飲み会の開催が話題に挙がったことがあったんです。

「この日はみんな空いているからこの日がいいね」なんて話になっていたはずなのですが、当日、私だけお洒落して出勤してみると当日は飲み会の話なんて何も出なかったんです。このときは意地悪されているのかなって考えたりもしたのですが、直前に確認がなかったってことは自動的にキャンセルになっていたってことなんです。

デートの約束をしても、数日前に「楽しみにしているよ。気持ち変わってないよね?」って連絡が来るんです。そこで初めて約束が成立するという感覚ですね。

遅刻の理由は去年の写真を使ってでも主張

予定をうっかり忘れていたり、約束の時間に遅れたりしたときの「言い訳」は日本ではあまり良しとされませんよね。でもアメリカでは捉え方がちょっと違うんです。ちゃんと理由を説明しないと失礼にあたるんです。

時にはその正当な「理由」がユニークなものもあります。「ここは雪が降っていないが、うちの周りは雪がすごくて雪かきをしないと家を出られなかった」と、去年の雪の日の写真を見せながら、遅刻の理由を説明するとか(笑)

アメリカでは「他人の失敗はおおめにみます。その代わり私の失敗も許してね」といった感覚が面白いところだな思っています。

最近のアメリカ事情🗽

アメリカ人は今、在宅勤務が普通になって、都会から田舎へと流れています。高い家賃から解放されて田舎に大きな家を買って住むようになりました。マンハッタンの家賃は暴落して、1LDKが二年前は 月40万円くらいしましたが、今では狭いところなら20万円程で借りられます。カリフォルニア州からテキサス州に会社も人も流れ出ているようで、トヨタもダラス近郊に本社を移したし、テスラのイーロン・マスクもオースティンに引っ越しました。JR東海が出資してダラスとヒューストン間に新幹線を建設予定す。楽しみです。そうしたらきっとダラスと名古屋に直行便が出るんじゃないかと期待してるんです。彼の実家がオースティンなので、退職後はテキサスもいいかなと真剣に考えています。

 でも、ニューヨークも戻るかもしれないし、戻ってきたら楽しいから、残ろうかなと揺れる毎日ですが、まだ退職するまでに10年以上あるので、ゆっくり様子を見ますね☺️

最近のタイムズスクエアの様子

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