ギネス記録にもなった巨大なクリスマスピラミッド
こんにちは。“世界を旅して出会った雑貨屋さん”のTakahiroです。
今回の旅の話は、大好きなドイツ。40回以上ドイツを旅した中で、印象的に残るクリスマスマーケットの象徴「クリスマスピラミッド」に出会ったお話をしたいと思います。
ドイツといえばクリスマスマーケット。クリスマスマーケットといえば、皆さんお馴染みのくるみ割り人形や煙出し人形。なかなか日本では見かけないシュヴィブボーゲンなど、たくさんの木の温もりがある雑貨のなかで私が1番ビビっときたのが、今回ご紹介する「クリスマスピラミッド」です。
ドイツだけでも約3,000カ所であるクリスマスマーケッットの中でもドレスデンの「シュトリーツェル・マルクト(The Dresden Striezelmarkt)」は世界最古。入り口にはシュヴィブボーゲンとギネス記録にもなった14m以上のクリスマスピラミッドがあり、クリスマスを彩っています。
*シュヴィブボーゲン:アーチ型のキャンドルスタンドでクリスマスの小物などが飾られるもの。ドイツの家庭では窓辺などに飾られたりもする。
思わぬきっかけで魅力に気付いたエルツ工芸品
クリスマスピラミッドはクリスマスマーケットの一つのシンボル。今回の雑貨は家庭用に小さくしたものをご紹介したいと思うのですが、クリスマスピラミッドと言っても、なかなか馴染みが無いですよね。実は、私もクリスマスマーケットには感動していても、家庭用に作られた工芸品にまではそんなに印象に残っていなかったんです。
一緒に行った知人が木で作られたオーナメントをたくさん買っていたので、その中の一つを分けてもらいました。帰国後、当時付き合ってた彼女にプレゼントしたらすごく喜んでくれて。こんなにも喜んでもらえるかと(笑)。
その後、自分でも買ってみようと思い買ったのが、家庭用クリスマスピラミッド。ローソクに火をつけると上昇気流によって上のプロペラが回って、同時に下の台座のサンタなどもメリーゴーランドのように回ります。部屋を暗くすると天井に影が映って、とても幻想的。家に置けるものだと、高さがあるもので1m50cmぐらいかな。このクリスマスピラミッド、1点1点が手作りなんです。
その後、巨大なクリスマスピラミッドの製作所を訪ねたくて帰国後またドイツへ。その巨大なクリスマスピラミッドが作られている「ガーレンツ」というところの工房にお邪魔しました。写真はその工房です。
当時土地勘がなかった私は、ケルンから車で6〜7時間かけてドイツとチェコの国境エルツ山脈にあるザイフェンという村へ。
ザイフェンは「おもちゃの村」とも呼ばれ、木で作られたおもちゃで溢れています。レストランなどの建物も、おもちゃのような飾りがついているんですよ。
そこではエルツ工芸品の工房巡り。サンタの木の人形やクリスマスピラミッドなどが一つ一つ手作りされていて、木と手作りの温もりを皆さんにも手に取って感じてもらえたら嬉しいです。
クリスマスピラミッドとの出会いの旅の話でした。
それではまた、他の旅のお話でお会いしましょう。
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