熊本の自然の中で営むイギリスからの輸入雑貨屋さん

自然の中の癒しの雑貨屋さん

初めまして、旅人のサンクチュアリです。 サンクチュアリは店の名前でもあり、イギリス人の夫と熊本の阿蘇で輸入雑貨屋を営んでいます。これまでにイギリスやフランス、アメリカ、タイ、インド、インドネシア、カナダなど、買い付けの ために色々な国を巡ってきました。もともとは東京に住んでいたんですが、自然の中で暮らしたいって思いを持っていたんです。それで縁あって来たのがこの阿蘇なのですが、自然も豊富だし観光地なので経済活動もできそうだし、ここなら仕事や畑、何をするでも可能性があると思って。熊本市内からもそう遠くなく、福岡市内からも2時間もあれば来れちゃう環境に魅力を感じました。初めは夫と英会話を教えたり、イギリスの伝統的な焼き菓子を作ったりしていたんですが、そのうち一緒に雑貨も扱ったらいいかもしれないと思って、雑貨屋さんを始めることにしたんです。

買い付けのために海外へ

雑貨屋さんをするにあたってなにを扱うのか、ビジネスとして始めるのですから、最初に 雑貨の展示会へと足を運びました。まずは国内の展示会を見て回ったんですが、そこでは どうしてもいいなと感じるものが見つけられなかったんです。だったら、輸入しようよと いうことで、海外にも足を運ぶようになりました。それでも、ただそこにあるモノを輸入するだけでは、つまらない。何か自分らしさ、オリジナリティを出したかったんですね。他の業者さんたちと競争にならない、独自の夢やファンタジーのあるわくわくしたものが欲しかったんです。それで、直接メーカーや工場にも訪れて、オリジナルで作ってもらおうと考えました。 そうして27年前、一番最初に輸入することになったのが、イギリスのエッセンシャルオイルでした。夢中になってオリジナルのブレンドを考えて、「瞑想」や「リラックス」な どタイトルを付けて販売を始めました。 今でこそ一般的になりましたが、当時はまだ日本にエッセンシャルオイルというものもほとんどなかったので、多くの方に喜んでいただけて、とても楽しかったですね。 またその頃の阿蘇では輸入雑貨自体がまだまだ珍しかったのでなにを輸入しても売れる良い時代だったかもしれませんね。 そこから、元々東京住まいだったこともあり、関東ならもっともっと良い評価が得られるはずだと思って、インターナショナル東京ギフトショーという雑貨の大きな展示会に出展を始めました。22年間出展を続けるうち、色んなご縁もいただいて、横浜の赤レンガ倉庫や小田急百貨店などにも出店させていただいて、感謝しています。

わくわくドキドキするような雑貨と空間づくり

私が雑貨を買い付けるとき大事にしていることがあります。それは、その雑貨を通して独自の世界観や、ハンドメイドならではの温かみのある手作り感が感じられるもの、夢と味わいのあるものです。もちろん個人的な好みもあるんですが、それだけではなく、その雑貨がもつ一目見た時の「わくわくドキドキ」する気持ちを大事にしています。 これまで色々な雑貨を扱ってきましたが、最近だと一番人気なのはベンデューラロンドンのバッグです。ベンデューラロンドンはイギリスのブランドで、バッグそのもののデザインが「ショップフロント」といって、店の佇まいをデザインして いるんです。日本人の発想にはないイギリスならではのユニークでユーモアのある可愛らしいバッグたちをぜひ実際に手に取ってご覧になっていただきたいですね。一つ一つが手の込んだハンドメイドで、動物に優しいビーガンレザーで作られ、持っている本人がまず癒される、スタイリッシュでわくわくするバッグです。きっと街を歩くと振り返られますね。お店づくりの方では、訪れたお客様がリラックスして長くくつろいでいただけるようなほっとできる場所ーーとにかく、一歩足を踏み入れたら「わぁ……!」と感動していただけるような非日常の異次元空間を意識しました。まずは車を降りられて、庭の樹々の間を通り抜けて、小さな蓮の池を横目に眺めながらお越しくださいね。 店内には、ほのかにローズの香りが漂って、先程のバッグや、妖精や天使の置物、絵やグリーティングカードなど個性的で可愛らしい雑貨が豊富です。ぜひ日常や時間を忘れて癒されるひとときを過ごしていただけたらいいですね。

これからの時代

イギリスにはガーデンセンターという、ガーデン用品のホームセンターのような大型店舗がどこにでもあるんですが、 必ず広いカフェペースがあって、たくさんの方がお買い物と一緒にお茶を楽しむんです。これまでも言われてきましたが、これからはより一層「モノ」よりも「コト」の必要性の時代が深まっていると日々感じています。「モノ」だけで売れていた時代から、次の時代がもうすでに始まっていますね。「モノ」を買うのは「コト」の結果ということ……つまり「体験」を創り出していくことも大切になってきましたね。店に来ていただいて「楽しかった~!これ買って行こうと思っていただけるような、それを買っていただくまでのストーリーを生み出せるような店創りを大切にしたいですね。イギリスのガーデンセンター、夢ですね。

お店情報 サンクチュアリ 阿蘇 Sanctuary Aso

住所:〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽 3762-1
駐車場:10台
電話:0967-67-3286
OPEN:11:00-18:00
※ 定休日が未定となっております。遠方から来られる方は、あらかじめお問い合わせの上お越しください

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