【旅人Las Pottery】ポーリッシュ ポタリーと雑貨とカフェのお店〜店主の旅話〜

ターコイズブルーのそのドアを開けてみませんか?

オランダは、僕の庭

15年前、僕はエンジニアとしてオランダの工場でメンテナンスの仕事をしていました。平日は仕事に励んで、週末は美術館や蚤の市を妻と巡ってアンティーク雑貨を見る。ティルブルフという街で過ごした1年間は気づけば第二の故郷と思えるほど素敵な毎日になっていました。以来、毎年オランダを訪れています。もう旅というよりは、帰省する感覚で、アムステルダムのスキポール空港に降り立って近くにあるチューリップ畑を見ると「帰ってきたよ〜!ただいま」という気持ちになります。

レンタカーツアーinヨーロッパ

日本に帰国して数年経ってからは1年に1度ヨーロッパへ行くようになりました。レンタカーで旅していました。車なら、ツアーではいけない場所にも好き放題に降り立つことができて、荷物も好きなだけ積めますからね。各地の観光名所や蚤の市を回って1日400km以上、旅トータルで言うと3500〜4000kmを走ったこともありました。

思い出深いといえば、チェコに旅行へ行ったときに古いホテルのエレベーターで閉じ込められたことがありました。乗っていたら急に変なところでエレベーターが止まって、そのままゆっくりと下に落ちたんです。いろんなハプニングに出会ってきたけどあの時ばかりは生きた心地がしなかった……。


◆旅のお供の鞄:いつも旅するときにもち歩く革製の鞄

旅がつないでくれた新たな道

オランダから熊本へ転勤の異動が出て帰国した頃、何気なく訪れた美術館の売店でピーコック(孔雀の羽)柄のポーランド陶器が目に止まりました。当時の日本ではあまり知られていない雑貨でした。しかし、ヨーロッパの蚤の市では見た目のかわいらしさから観光客がよく買って帰る人気のお土産で直感的に日本人の奥様方も好きそうだなと思っていたんです。

そんなことを考えていたら家を建てようという絶好のタイミングが重なったので、エンジニアの仕事を辞めてポーランド食器を中心とした雑貨を扱うお店兼自宅の「LasPottery(ラスポタリー)」をつくりました。

夢は世界中の雑貨を見て回ること

ポーランド陶器の魅力は、使っていくことで実感します。持った心地、口当たり、かわいらしいデザインはあのフランス皇帝・ナポレオンにも気に入られ母国に持ち帰ったと言われているんですよ。落ち着いたらポーランドにも必ず行きたいと思っています。

世界文化、物、芸術に触れていきたい。生活の一部に海外から見た日本や、日本から見た海外を取れ続けていきたいです。

【お店情報】
住所:熊本県阿蘇郡西原村布田1035-74
電話:096-279-1375
公式ブログ:http://ameblo.jp/laspottery/

【営業日時】
水金土日祝日 10:30〜17:30
火木 13:00〜17:30

【定休日】
月曜日
※毎月1度は鹿屋にて営業しております。

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