はじめまして。Souichirouです。
以前私が青年海外協力隊の派遣で訪れた、ジンバブエでの暮らしについてお話したいと思います。🇿🇼
人生の分岐点で思いもよらない選択
私がジンバブエへ行くきっかけになったのは青年海外協力隊への参加でした。就職する前に海外に行きたいと考えるようになったのが、ことの発端ですが、まさか人生の中でジンバブエで暮らすことになろうとは思いもしませんでした。大学でサッカーをしていた経験を生かして、ジンバブエの子どもたちにサッカーを教えるというのが青年海外協力隊での私の任務でした。
半年かからずマスターした英語と“ンデベレ語”
日本からジンバブエまでは、30時間ほどかかります。飛行機でカタールへ行き、エチオピアに入ってジンバブエへ。日本のじめっとした夏の気候とは違い、からっとした暑さです。現地の人たちはとてものんびりで穏やかな性格の方ばかりでした。
無謀にも英語も話せないままジンバブエの地を踏んだ私の前に立ちはだかったのは言葉の壁。しかも現地は「ンデベレ語」という聞いたこともない言葉が共通言語なのです。時間を見つけては近所の人のところへ遊びに行き、とにかくたくさん話して少しずつンデベレ語を学ぶ日々です。4、5カ月後には英語とンデベレ語を駆使しながらコミュニケーションが取れるようになりました。ンデベレ語が話せる大学生なんて、私ぐらいじゃないかな(笑)
いろんな意味で、マジでヤバい経験だらけ
ジンバブエでの生活はとても楽しい毎日でした。朝起きて、外の木になっているマンゴーとアボカドを取って食べて、学校に行ってサッカーを教えるのがルーティーンです。
そんな毎日の中で驚くような日本とのギャップもいくつかありました。まず一つはジンバブエでは電気と水が日によって使えなくなるということ。
最初は驚いていましたが、慣れてくると楽しめるようになりました。計画停電の日は近所の人たちと一緒に火を起こして毎日バーベキューをするんです。ジンバブエの料理もふるまってもらっていました。主食でもある「ザザ」というトウモロコシの粉を練った、見た目はお餅のような料理や、トウモロコシのお酒なんかもありました。
日本では考えられない貨幣レートの変動
もう一つヤバかったのは、お金についてです。毎日物価が変動するため、昨日100円だったものが翌日は110円になることもあります。財布の中身を把握しておかないと買い物に行った先でお金が足りなくなることも日常茶飯事です。Wi-Fiの契約なんて、翌月に倍額になっていたときは自分の目を疑いました。
日本と違う文化も楽しみながら、休日はタンザニアや南アフリカ、ケニア、ザンビアなどにも足を運びました。旅行についてはまた次の機会にお話しますね。
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