感動が価値観を広げてくれる

初めての海外は交換留学

物心がついたころからダンスや歌が大好きで、初めて海外に行ったきっかけもクラシック(声楽)の交換留学でした。パスポートをとって最初に訪れた国はデンマーク。ポーランドに行く途中、乗り換えのために1日だけ観光をしたんです。デンマークはアンデルセン童話が生まれた場所で、街中がおとぎ話のような世界観でした。海の中にあった「人魚姫」の像は今でも印象的に覚えています。

ポーランドでは、アウシュビッツ強制収容所や作曲家フレデリック・ショパンの生家を訪れて、歴史や文化に触れました。知識としてわかっているつもりでいたものの、現地に行くと言葉に表せない衝撃でした。それからというもの、旅は自分の価値観の幅を広げてくれるものだと思うようになったんです。行けば行くほど感動が生まれ、価値観の幅が広がる気がして、これまで韓国や台湾、ベトナム、フランス、アメリカなどを巡っています。

そんな「旅」と同じくらい、私に感動を与えてくれる飲み物が「ワイン」です。2017年にミスワイン日本代表に選ばれて以来、国内外にワインの魅力をPRしています。現在はワインライターとして雑誌に記事を書いたり、試飲会のイベントに出演したり。昨年には日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパート資格も取得しました。

文化に触れて旅先をもっと好きになる

ミスワイン日本代表になってからは旅先でも必ずワインを飲んでいます。海外に行くと水より安かったりして、昼からカフェテリアに入り現地のワインを味わうのが旅の楽しみのひとつです。ワインの勉強のために行ったフランスでは、3、4件のワイナリーを回って1日中テイスティングを楽しみました。

その場でなければ味わえない感動を旅先でしたい。私は、その土地の文化に触れることを大切にしています。食べ物や建物、芸術にも「昔こんな人がいて、こうなって今ここにある」という起源があって、知っているようで知らないことだらけ。高級シャンパンのドンペリも昔は「泡の出るお酒は『悪魔のお酒』だから飲んではいけない」と言われていたそうです(諸説あり)。文化に触れると何倍にも旅が楽しくなって、旅先のことをもっと好きになります。

アジアに行ったらアジアンフードを食べて遺跡を見る。ヨーロッパなら建造物や世界遺産を見てワインを飲む。アメリカだったら現代美術館やブロードウェイに行って刺激をもらう。楽しみ方は旅先によって異なりますが、私にとって文化的な経験・体験はマストですね。

旅をもっともっと楽しむために今は英会話を勉強中です。

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